Fリーグ・ディビジョン1のエスポラーダ北海道は、2020-21シーズンの新体制発表オンライン記者会見を行った。
今シーズンから監督の座を小野寺隆彦氏から引き継いだ金井一哉新監督は、「このような大役を任せてくれたクラブに、まず感謝をしたいと思います」と切り出した。そして「今まで築き上げてきた歴史を大切にしながら、日々、努力を重ねてさらなる成長をしていきたいと思っています。今シーズンからよろしくお願いいたします」と、挨拶した。
監督就任の打診があったタイミングは、覚えていないという金井監督だが、打診を受けたことは「嬉しく思った」と、振り返る。そして、「すごく歴史のあるクラブを率いる責任も感じるようになりましたし、それを乗り越えて選手と一緒に仕事をしていくことに、すごくワクワクしています」と、語っている。
また、金井監督が考える『監督』という仕事については「チームをマネジメントするところ。選手一人ひとりのマネジメント、戦術面のマネジメント、一緒に働くスタッフのマネジメント。こういうものをマネジメントすることが、監督の仕事だと思っています」と語った。
そして、チーム史上2人目の監督として、「私たちの目標はFリーグで優勝する」と、高い目標を掲げた。「そのなかで、チームとしてはどこよりも走り、最後まであきらめない。見ている人の心を揺さぶるプレーを目指していきたい」と、意気込みを語った。
また、昨シーズンに続いてキャプテンを務めることとなったFP水上玄太は「ここ最近、満足行くシーズンを過ごすことができず、悔しい思いをしてシーズンを終えています。今シーズンはスタートから新型コロナウイルスの影響もあり、スタートを切れていませんが、みんなで力を合わせて、シーズンインして、金井監督の下、まずはプレーオフ進出を目指し、そしてタイトルを獲得できるように、みんなをまとめて引っ張っていきたい」と、監督同様にタイトルを意識するコメントを残している。そして、今季の個人的な目標として、「1試合1ゴール、最低でも自分の背番号の17以上のゴール」を取ることを誓った。
クラブは今シーズンのスローガンが「HOKKAIDO STYLE 北海道魂2020」になることを発表し、新シーズンのユニフォームデザインも紹介された。
発信元:FUTSALX