Fリーグ・ディビジョン1のエスポラーダ北海道は24日にオンラインで記者会見を行った。会見のなかで、2020-21シーズンもFP水上玄太がキャプテンを務めることが発表されている。

今シーズンの北海道は、金井一哉新監督を迎え、新たな出発を切る。近年は、2016-17シーズンに9位、2017-18シーズンは10位、2018-19シーズンは11位、2019-20シーズンも11位と低迷が続いている北海道。水上は、その責任を受け止め、「ここ最近は、満足行くシーズンを過ごすことができず、悔しい思いをしてシーズンを終えています。今シーズンはスタートから新型コロナウイルスの影響もあり、スタートを切れていませんが、みんなで力を合わせて、シーズンインして、金井監督の下、まずはプレーオフ進出を目指し、そしてタイトルを獲得できるように、みんなをまとめて引っ張っていきたい」と、意気込みを口にした。

上位進出のためにも、Fリーグ通算370試合出場で242ゴールを挙げている鉄人には、さらなるゴールが期待される。

今季の目標について、最初に「背番号(17)以上のゴールを決めたい」と言った水上だが、会見のMCは、それでは少ないと感じたのだろう。今季の目標ゴール数について「1試合平均1.7得点くらい?」と、上方修正されると、水上は「得点王になるためには、(1試合平均)23点は必要ですね。自分の最高得点をとれるようにしたいです」と、自身が獲得したことのない得点王の個人タイトルと、27得点を挙げた2012-13シーズンを超えるキャリアハイを目指すことを宣言した。

この日が誕生日だった水上は、MCからハッピーバースデーの歌を贈られ「37歳の決意をお願いします」と振られると、「この年齢は、アスリートとしてはあまりありがたいものではありませんが、逆にこの年齢でもプレーできていることに喜びを感じています。みなさんの熱い声援があって、プレーすることができているので、新シーズンに向けてまた準備をして、チームに貢献できるように頑張っていきます」と、活躍を誓った。

(クラブ公式Twitterでも、水上の誕生日を祝福)

チームの大黒柱である水上は「僕や10番の鈴木(裕太郎)で、なんでも言えるような環境を整えたい。若いから何も言えないのではなく、若いからこそ、なんでも相談できるような良いチーム、ファミリーを目指していきます」と、ベテランとしての心構えを語った。新体制となった北海道でも、その活躍が勝利に不可欠であることは、変わらないだろう。

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発信元:FUTSALX

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