【大分県ジェイリースFC木島悠選手】大分でサッカーを続ける理由

清水エスパルス・大分トリニータ・ヴェルスパ大分で活躍し現在大分県社会人サッカー1部リーグ ジェイリースFC所属、木島悠選手が大分でサッカーを続ける理由について自身のブログにて発信
大分が好きだからと綴った文章からも「大分愛」を感じる事ができる
これからの木島選手にも目が離せないがジェイリースFCの今後九州リーグ昇格への道なども非常に注目すべきところだ
大分県関連の方でなくとも、木島悠選手の想いをぜひご一読いただきたい
※以下本文そのままを転載

大分でサッカーを続ける理由①

今回は、私が大分でサッカーを続ける理由について書いていきます。
それは、ひとことで言えば「大分県が大好き」だから。
これが理由です。それ以外はありません。
なぜ好きになったのかというと二つあります。

一つめは人の温かさ

二つめは自然豊か

この二つのことを書く前に、今回は、私の昔の大分県のイメージと、チームの移籍の理由について書いていきます。

■大分県のイメージ

私は、大分に来て今年で9年目。
大分に来るまでは、自分が九州に住むことは一度も考えたことがなかった。
そもそも九州のイメージが全く湧かなかった
高校の時、九州方面に試合では何度か遠征をした。大分にも一度、ドームの近くで試合をした。その時の記憶で、九州はどこも暑く、自然がたくさんあるところだとイメージしていた。
あと、私は温泉が好きだったので、大分は、有名な別府と湯布院の温泉がある県というイメージでした。

私が大分に来て初めの頃は、
将来は、地元か大分県以外のところで生活しているんだろうな、ここにはずっとはいないかな、と思っていた。
それが今では、
ずっと住んでいたい。
ずっとここでサッカーがしたい。
それくらい大分が大好きになりました。

これは、大分トリニータ時代に書いていたブログです。
その中の、契約満了時に投稿したもので、大分についても少し書いています。

今では、すっかり大分人になりました。

■ヴェルスパ大分への移籍の理由

3年間所属した大分トリニータを契約満了になり、チームが決まらないまま、私は、タイのチェンマイFCのセレクションを受けに行きました。当時、監督だったのが三浦泰年さんでした。ヤスさんとは私が高校生のときから面識があったので、連絡をとりタイへ。(この話はまたの機会に書きます)
しかし結果は、不合格でした。

そして、実家に帰らず、大分の知人の家で、年が明けてから1ヶ月くらい過ごさせてもらっていました。
その間は、街とかでサポーターに会うことを避けていました。まだチームも決まってなく、会わす顔がない。なので、帽子をかぶりひっそり暮らしていました。

この、チームを探している間、やっぱり大分が好きだ、この先もずっと大分でサッカーがしたい、という思いが強くなり、知人の紹介でヴェルスパ大分の方を紹介してもらった。そして、練習参加をさせていただき、入団することになった。
大分で応援してくれているたくさんの方々の前でまたサッカーがしたいと思っていたので、凄く嬉しかった。
また大好きな大分で、サッカーをする機会を与えてくださったヴェルスパ大分の関係者の方々には、本当に今でも感謝しています。

■ジェイリースFCへ移籍の理由

ヴェルスパ大分で4年目のシーズン終盤、来年どうしようと考えたときに、30歳を過ぎて、次の人生も考えないといけないと思い、引退も考えたが、ジェイリースFCに移籍をした。
まだ当時は、創設1年目の若いチームで、来年度、大分県社会人サッカーの2部リーグを戦う予定となっていた。
大分でこの先も生活していきたいと考えたときに、新しい挑戦だ、この若いチームに、私の経験を伝えていきたい、そして上を目指して頑張りたいと思ったので決断した。

次回は、冒頭でも書いたように、大分県が大好きになった二つの理由について書いていこうと思います。
それでは。


大分でサッカーを続ける理由②

前回に引き続き、私が大分でサッカーを続ける理由について書いていきます。
前回も書いたように、それは、「大分県が大好き」だから。
その理由として大きく二つあります。
一つめは人の温かさ
二つめは自然豊か
この二つについて書いていきます。

■人の温かさ

私が大分に来て今年で9年目。この9年間でたくさんの知り合いができた。
飲食業の方、車関係の方、他のスポーツチームの方、他にもたくさん。

大分では、お店に行くと、大分トリニータを応援している方が本当にたくさん。そこで、私のことに気づいてくださり、そこから仲良くなって、プライベートでもご飯に行ったり、遊びにいったりすることが多かった。
それだけ、みんなが温かく、まるで家族のように受け入れてくれた。

サポーターとも距離が近く、街でも気さくに話しかけてくれたり、写真を撮ったり、凄く嬉しかった。
私は、サポーターに対して愛想が良いわけでもなく、どちらかというと、塩対応が多かった。(ただ人見知りなだけです)
でも、こんな私でも、「木島選手の頑張る姿に元気をもらえます」や「木島選手を見て、トリニータが好きになりました」などと言ってもらえたときはサッカー選手になって良かったなと思った。

そして、大分に来て、凄く嬉しいことがあった。
トリニータ時代、ある方が自分の子どもに「悠」と名付けてくれたことでした。
まさか、自分のことを応援してくださっている方が、私の名前を使ってくれるなんて、やばいくらい嬉しかったです。
これからもその子のためにも頑張ります!

「あのサッカー選手から、あなたの名前をつけたんだよ」

と言ってもらえるように。

■自然の豊かさ

私が大分を好きになったもう一つの理由は、なんといっても大自然。
もとから温泉は好きでした。
けど、大分に来るまではどちらかというと、漫画を1000冊以上を揃え、オフの日は部屋で読んで過ごしていたインドア派でした。

大分に来て、初めて訪れた観光スポットは、大分県竹田市にある、黄牛の滝でした。
その自然のパワーに圧倒されて、大分観光が大好きになりました。

温泉もいろんな所に行きました。
全国的にみると、大分県は、別府や湯布院が有名なのですが、その他の地域にも温泉は至るところにあり、そこを巡るのも楽しみの一つです。

独身の頃、オフの日は、朝6時くらいに温泉へ行き、そのままどこかへ観光に行くことがルーティーンでした。
本当にいろんなところに行ったなぁ。

県外の方が大分県に来たら、観光コースをつくれるくらい詳しくはなったと思います。
大分の観光スポットや温泉を紹介する仕事をしてみたいなぁと思ったこともあるくらいです。
けど、まだまだ行ってないところはたくさんあるので、
今年からは、妻と娘の三人で大分県をまわっていこうと思います!

最後に、
大分県は本当に素晴らしいところです。
自然も温泉もたくさんあり、人も温かく、日本一だと思っています!

そして、大分では、

「大分の二度泣き」

という言葉があります。

最初は「こんな田舎に来てしまった」と泣き、帰る際に「こんないいところを去るなんて」と泣くという。

本当にその通り!

それだけ大分県は素晴らしいところです。
みなさんも是非、大分県へ。
今の状況が色々と落ち着いたら来てもらいたいです。

それでは。

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