2020年8月2日(日)大分市コンパル―ホールにて大分県フットサルリーグ1部・2部が行われた
1部の第3試合17:20キックオフの試合でジャイアントキリングは起こる
APU DELFINO 2-1 バサジィ大分サテライト
ジャイアントキリングとは同カテゴリの試合で使うべきではないのかもしれないが、この言葉がしっくりくると大分県のフットサル事情をご存知の方なら納得していただけるのではないかと思う
筆者の私は大のバサジィ大分好きでサテライトの応援も昨年九州各県フットサルリーグへ沖縄へ応援に行くほど
DELFINOの選手とも一緒にホールを蹴ったり、練習をしたりと交流させていただいている
シーズン前から新型コロナウイルスの影響で練習場所の体育館が使用できなかったり、大学から集合する事に関する制限を指示されたりと思ったような練習が出来ない中Zoomを使用し、いち早くトレーニングや戦術にリモートを駆使し早くから取り組んだ
それは、ほとんどの学生が3年次に引退する制度を取っているため彼らには2年という時間しか無い
しかも、大分県リーグとは別に大学の大会等を控えているので短期集中できる環境にあるのかもしれない
昨年度2部から昇格し1部で選手も入れ替わっている事、自分たちが努力しないと先輩たちの残してくれた実績も無駄になってしまうなど何等かの理由を各個人が持って努力している
筆者の試合前予想ではバサジィサテライトの圧勝
DELFINOが惨敗しない程度に頑張ってくれればと
しかし彼らはその予想を裏切って勝利を手にした
勝利後のDELFINO 2選手よりコメントをいただいた
川島 愛志 GK #44
僕を含めて、現在いるメンバーのほとんどが初の一部リーグで、そのリーグで数年間無敗のバサジィ大分サテライトさんに勝てたのが未だに信じられません。僕自身まだ一部選手のプレーやシュートのスピードに慣れておらず、二試合目にしてこのような強豪チームとの試合は緊張しましたが、1試合でシュート45本打たれた中で2-1と勝てたのは、チーム一丸となって戦えた結果だと思います。試合中自分のミスで危うく失点しかけた場面が数回あり、チームメイトに何度も助けられ、自分の不甲斐なさが見えた一戦でもありました。これからも、一戦一戦一生懸命戦い、リーグ屈指のゴレイロへと成長し、チームの目標であるインカレ全国大会出場に向け、頑張って行きたいと思います。
楠島 嘉那太 FP #31
正直な所、あまり実感は湧いていないですが、3年間無敗だったバサジィ大分サテライトさんに勝利できたことはとても光栄なことだと感じています。3年間無敗という素晴らしいチームなので、今まで戦った相手以上に体力や頭を使ってプレーするという面では楽しくもあり疲れました。自分の3個上の代は自分たち同様一部リーグで戦い、更にインカレ全国出場を成し遂げた憧れの世代ですが、そんな先輩ですらも叶わなかった相手に勝利したという事実は今のチームに大きな自信を与えてくれました。しかしインカレでAPUの名前を広めるためには今以上に実力をつけ、Fリーグに所属しているバサジィ大分さんと試合をさせてもらうまでにならないといけません。なのでこの結果に満足することなく、3年ぶりの全国出場に向けて日々の練習に力を入れ続けていきたいと思います。
